2009年7月10日金曜日

GM・フォード 上期の中国販売最高 「最需要市場」増す依存度

深刻な経営難の続く米国自動車各社が中国市場への「依存度」を高めている。 上期(1~6月期)の中国での販売台数は、GM(ゼネラル・モーターズ)が前年同期比38%増の81万4442台、フォード・モーターも同14%増の19万7212台と上期ベースで過去最高の販売台数を記録した。フォードはタイ・バンコクにあるアジア太平洋地区本部を上海に移転する方向で検討しており、中国を生き残りへの“起爆剤”にしたい考えだ。 GM中国のケビン・ウェール社長は声明を発表し、「中国政府の内需拡大策と地方都市や農村の需要拡大で、中国の自動車市場は予想以上の成長をみせている」と表明。小型車「フィエスタ」が好調なフォードも、今年3月の発売以来4カ月で1万8000台余りを販売した。マツダと長安汽車との合弁会社、長安フォードマツダ製の上期の販売実績も同20%増の14万386台となっている。 中国で省エネ技術を搭載した小型車に力を注ぐフォードの場合、タイに置いてきたアジア太平洋地域の製造販売拠点を上海に移転させる見通しで、アジアにおける「最需要市場」との位置づけになりつつある。 ただ、GMの経営再建の一環として大型SUV(スポーツ用多目的車)ブランド「ハマー」売却に応じた中国の民営重機メーカー、四川騰中重工機械との譲渡交渉は中国国内の反発で難航している。

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